樹木だけでなくお花を植えて、動植物多様性を増やしていきます。生き生きな公園にしたいと思います。そのためには土をよくする必要があり、卵の殻を募集しています。

2010年9月16日木曜日

オニグルミ手入れ(1)

オニグルミは「ふれあいホール」の場所に生えていましたが、6月17日に移植(引越)しました。

(参照)7月16日のブログ
 
その後、非常にコンディションが悪くなってきています。
そこで役所と相談し、専門家をお呼びして
8月14日、樹勢回復作業(木の元気を取り戻す作業)を行いました。
自然体験広場の緑を愛する会は、そのお手伝いに伺いました。
 
たまたま日野ケーブルテレビが取材され、以下ページでご覧になれます。
 

(1)まず生えた草を作業しやすいように抜きます。作業中、謎のいも虫が大量に登場。誰かはわからんが、元気に育てよぉ!




(2)根の周りの土を掘ります。粘土質の土で水はけが良くなかったので、土を入れ替えます。


(3)直射日光から遮る布をつくります。オニグルミの日よけです。枝葉がなく、弱った樹木にとっては、真夏・炎暑の直射日光と風にさらされる状態で、たくさんの水分を奪われていきます。それを軽減しよう、というわけです。

布の長さがどれぐらい長いかというと…

 
 
 
 
 
こんな感じ。布と布をつないでいきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(4)木の状態を確認するために、切断した根を見る親子。酸っぱいにおいがしていました。
(5)根のサイズを採寸。
(6)水はけ確認の水を、何往復もして運び、かけてみました。水はけOK。
(7)腐朽菌(きのこ)のきている枝を切断、切断面に防菌剤を塗ります
(8)切断作業完了。切断の必要があるか所を切断すると、かなりさっぱりしてしまいました。  画像は北東方向から南西方向を見ています

(9)先ほどの布を覆っていきます


(10)この日は覆いを覆って終了しました。

アートフェスティバル当日はこの格好で迎えました。
現在もこの状態で、定期的に水やりを行い、経過観察をしています。

オニグルミ手入れ(2)に続きます。しばらくお待ちください。

2010年9月14日火曜日

8月21・22日 ひのアートフェスティバルに参加しました

8月21・22日、ひのアートフェスティバルに参加しました。

今までのような「桑ハウス内」展示のほか、屋外で「流し書道」インスタレーションを行いました。

仲田の森にはたくさんの動植物が生きていますが、訪れた方は大半の動植物と会うことなく、帰られるのが現状です。
動植物とふれあうには、見るための知識や自然の掟(おきて)を知るなど、見るための「窓」を用意する必要があるのです。そのような機会を、当会では今後も作っていきたいと思っています。

さて、今回は「アート」な「フェスティバル」だからこそ、「書道」を通じて、仲田の森の生き物と出会う、追体験をしてもらうことにしました。

参加者には、事前に用意した仲田の森、数十種の動植物リストから、好きなものを一つ選んでもらい、思いっきり筆で書道してもらいます。書いてもらったら次の人へバトンし、次の人、次の人へ。。。とつないで完成。

最後は「仲田の森遺産発見プロジェクト」の「リノベーションルーム…桑ハウス1F」に展示しました。

書は午後1時30分から約2時間30分の間で約40人の方に参加しました。ありがとうございました。


(上画像)…桑ハウス1F ・ リノベーションルームで 作品展示

リノベーションルームはアートフェスティバル前日から清掃活動を開始し、3日目(最終日)が完成形となった。


(※)桑ハウス「リノベーションルーム」は「仲田の森遺産発見プロジェクト」で行われました。
プロジェクトは「法政大学エコ地域デザイン研究所」「TownFactory一級建築士事務所」「自然体験広場の緑を愛する会」の3団体合同プロジェクトです。

(※)今回の「流し書道」を行うにあたり、「子どもへのまなざし」さんブース前を拝借しました。ありがとうございました。
「流し書道」詳細報告書(紙媒体)

<リノベーションルームの様子>
桑ハウス1Fが よみがえった


「まゆだま明かり」を子供とつくった