樹木だけでなくお花を植えて、動植物多様性を増やしていきます。生き生きな公園にしたいと思います。そのためには土をよくする必要があり、卵の殻を募集しています。

2011年11月13日日曜日

【報告】 9月25日 日野用水で魚とり

大変遅いご報告と御礼になりましたが、9月25日の「用水で魚とり」ご参加ありがとうございました。

ご参加頂いたおうちの方々にご協力を頂きまして、たいへん楽しい時間を子供たちと安全に過ごさせていただきました。感謝しております。

当日は魚を採る「セルビン(しかけ)」の工作をスタートする前に、「日野用水ってなに?」というレクチャーを行いました。

なぜ日野には用水が沢山あるのだろう?
用水は何に使ったの?多摩川とはどういう関係があるの?
どういうところに、生き物が多いの?
という話をレジュメをつかってお話しました。

みんな、用水が何かを知った上で、
おうちの方々とペットボトルで仕掛け(セルビン)を作り始めました。
セルビンを仕掛けに行く前に記念撮影
さあ~仕掛け(セルビン)をしかけるぞぉ~ <噴水前>
初めての用水に怖々の子も・・・
こちらは<スポーツ公園の親水コーナー>です。
お昼をはさんで、みんなで仕掛けを引き上げに行きました。
その後、みんなで採ったものを見せ合いました。
この日は台風の後で水量が少なかったため、
稚魚ばかりでしたが子供たちはチョー興奮!
この日採れたのは、
カワムツ、あめんぼ、ザリガニ、スジエビ、ヌマエビ、カワニナ でした。


今回の活動での発見は、子供たちが目の前にある用水に
触れていない子がほとんどである、ということでした。
今回は悲しいほど小さな稚魚しか採れませんでしたが、
そのようなものに大興奮している子がほとんどだったからです。

私は仲田小学校卒業で、はや27年ぐらい日野で過ごしていますが、
子供のころと、さほど変わらない用水の風景は、
今の子供には違った風景に見えている、そのように感じました。

そのような子供たちにこそ、自然体験をしてもらい、
日野に残っている、かすかな自然に気づいてもらいたい。
それが今はすっかり見えなくなっている。
近代文明の基礎は自然科学にあり、その眼差しは
身近な自然の存在への「気づき」にあるはず。日野にはそのようなツールが
まだ沢山ある。それを見せていきたい。そのように思ったところです。


今回の活動では、日野市緑と清流課様には用水遊びにご理解いただき、
日野市文化スポーツ課様には事前準備のご協力を
また、仲田小学校様には休日に関わらず学校敷地を
快く提供して下さいました。皆皆様、ありがとうございました。

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