樹木だけでなくお花を植えて、動植物多様性を増やしていきます。生き生きな公園にしたいと思います。そのためには土をよくする必要があり、卵の殻を募集しています。

2011年10月15日土曜日

緑を愛する会代表のコラム

朝晩が冷えるようになりました。
すっかり秋の空気ですね。いかがお過ごしでしょうか。
会を手伝ってくれている、鳥に詳しいFさんからは、隣の多摩川で、
夏鳥と冬鳥が入れ替わっている様子を10日ほど前に聞きました。

仲田の森も、もう紅葉しだしている・・・と思いきや、
夏にダメージを受けた木々の葉に、紅葉とは違った、
枯れた葉が多数出現しています。
夏に「熱帯夜が連続○○日・記録更新!」「酷暑」という言葉が
飛び交うようになったここ2・3年前から、
ケヤキ・イチョウを中心によく見受けられています。

また、この状況と関連していると思うのですが、
仲田の森の特産品 ” ギンナン ” は、熟す前に多くが落下し、
秋の収穫期は小ぶりのものが年々増えています。

友人・知人から、この夏に体調を崩した話をよく聞きましたが、
今日の日野の環境は、季節外の枯葉の状況を見て、
人だけでなく植物にとっても耐えられないものがあるようです。

本来の日本の夏を考えると、クーラーがなくても
死者が出るような環境ではなかったはずです。
地球環境の変化は海外のことではなく、すでに身近に迫っているようです。
人が安全・安心に過ごしやすい、本来の環境とは何かを、
身近の自然を通して考えてみるのは、いい知的学習であり、
これからの地球市民の一員となるためには必要なことでしょうね。

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