樹木だけでなくお花を植えて、動植物多様性を増やしていきます。生き生きな公園にしたいと思います。そのためには土をよくする必要があり、卵の殻を募集しています。

2012年9月12日水曜日

水やりの意味(2)

水やりがないと、なぜ畑で作物は枯れるのか?

草がない、土が露出した畑は、土の中の水が蒸発しやすく、
蒸発を上回る量の水やりをしないと、乾燥して枯れてしまうからです。
乾燥を防ぐ「マルチ(黒いビニール)」を、表面にかぶせることもあります。
草がない場所の仲田の森の土は、畑の土と同じ状態にあるのですね。
だからこの夏は特に手入れが必要です。女性のお肌の手入れと同じです。

畑の土と女性のお肌で、何が同じなのか?

女性はお風呂上がりにお肌のお手入れをします。
いまどき美男子も女性と同じでしょうか。「乳液」を塗り、「パック」したり。
畑の例では、乳液は栄養を含んだ水、パックはマルチに当たるでしょうか。
その共通する目的は「潤い」です。「潤い」は美の基本です。
畑に限らず、森においてもそれは同じで、一定の水分が土に保たれ、
潤いがあるからこそ、暑くとも木々が乾燥で枯れずに生きることができます。

森における女性の「パック」は、土の表層を覆う「草」や「落葉」です。
草や落葉は、さらに「潤い」とは別の機能も持ちます。
土に「熱を貯めさせない」機能です。
草と落葉の持つ水分の”蒸散”や”気化”で、熱を下げるのです。
一方、草や落葉のない土はすぐ乾燥して、
土自身が熱を貯めるようになります。

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